Tommyの乱読のススメ

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【一歩先行くビジネスフロー】ドイツ電撃戦に学ぶ OODAループ「超」入門/夕撃旅団

こんばんは〜。

土日は家族と外出し、ネタをせっせと収集しております。

ノムリッシュが終わったら、その辺のネタを吐き出す予定です。

 

さて、ノムリッシュ翻訳の第三回は、遂に公的な資格にチャレンジです。

  1. ノムリッシュ翻訳で遊んでみよう
  2. ハイセンスな言葉紹介→クイズに変更
  3. ノムリッシュ検定を受けてみよう①ーノムリッシュパスポート編(本日)
  4. ノムリッシュ検定を受けてみよう②ー基本ノムリッシュ編

 

ところで、ノムリッシュパスポート検定とはいかなる資格か?

公式サイトによると、以下のように解説されています。

ノムリッシュパスポート検定の対象は、 「職業人が共通に備えておくべきノムリッシュ語に関する基礎的な知識をもち、 ノムライズに携わる業務に就くか、担当業務に対してノムライズを活用していこうとする者」です。 難易度的にも聖徒対象であり難しいものではありません。

出典:ノムリッシュ検定 - イグザーム・ノヴァ・ノムリッシュ(以降のスクショも本参照)

英検三級みたいなもんですかね?

ともかく、やっていきましょう♪

 

まずは日本語をノムリッシュに変換する問題。

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『クレイクロウ』は知識がないと直接法では回答にたどり着けない難問です。

ただし、消去法で回答を導けます。こうしたテクニックが当落を分かちます。

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最弱ボスと名高いクレイクロウさん 『Final Fantasy V』より


大問2はノムリッシュから日本語への変換問題です。こちらの方が難易度が高いです。

なお、ここで洗礼名が与えられます。

私は『陸の最奥部に存在するTommy…絶望は舞い降りる…』です、カックイイ!

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選択肢が簡素で、いかに二言語の乖離を発想力で埋められるかが問われます。

過去問でしっかり傾向をつかみましょう。

 

さて、結果ですが…

 

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満点合格でした💯

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井上雄彦『スラムダンク』

明日の基本ノムリッシュ編への弾みにしたいと思います。



さて、本日はこの本。

ビジネス本を読んでいてもなじみのないOODAループなる概念に臨みます。

 

ドイツ電撃戦に学ぶ OODAループ「超」入門 (Panda Publishing)

ドイツ電撃戦に学ぶ OODAループ「超」入門 (Panda Publishing)

 

 

 

まとめると…

  • OODAループとは、方向づけを中核に据えた、観察→行動に至るまでのフロー
  • ループは速度に重きが置かれており、高速処理には基本共通概念の共有が必要
  • 高速のループで相手に干渉できれば、行動を止めることができ、競争優位に

 

 

OODAループとは?

人間は、周囲を観察して行動をとるまでに、どういった段取りを踏んでいるのか」を図式化したもので、そのサイクルの速度に重きを置かれます。

具体的には以下のステップを踏みます。

  1. 観察(Observations)
  2. 方向づけ(Orient)
  3. 判断(Decision)
  4. 行動(Action)

この中で最重要なのは『方向づけ』であり、

これは①遺伝的な資質、②文化的な伝統、③経験則、④新しい情報、⑤統合と分析能力に左右されます。

 

OODAループのスピードアップには?

方向性の決定には、①会議などで決めるとなると時間がかかる、②新しい情報によって所与の情報が更新され混乱をきたす、といった困難がつきものです。

その回避の仕方には、方向づけの仕方を見直すことが重要です(あとは運頼み)。

具体的には、組織内で根っことなる基本共通概念を共有するものの、個々の方向性の決定は中央の指揮官でなく現場にゆだねるという方式をとることです。

この基本共通概念は、①正しく、②簡素明瞭で、③自由裁量を残すものである必要があります。

 

攻撃的なOODAループ

こうしたOODAループを前提に考えると、敵のループを止めることができれば、やりたい放題にすることができると考えられます。

具体的には、新しい情報を与え続けることで、パニック・混乱状態に陥れ、方向づけをできなくすることです。

そのためには、自身のOODAサイクルと速く回し、相手よりも早く・多く手を打つことが必要になります。

これを実行するためには、意思統一のための強い主導力(Initiatives)と目的統一・共有(Harmony)が必要です。

 

感想

スパイ大作戦の様相を呈していますが、戦時中の事例をもとにした概念ですからね、まぁ当然と言えば当然でしょうか。

ここで重要となるのは、ビジネスマンならだれもが知っている『PDCA』との違いですね。

一番の違いは、「どこの重きを置かれているか?」ですね。

説明のとおり、OODAは「方向づけ」、もう少しかみ砕けば、「状況判断」(ちょっとDecisionと混同しそうですが、ご容赦ください)に重きを置かれています。

一方のPDCAは、計画(Plan)が重要になります。

つまり、PDCAは「じっくり時間をかけて」作成した計画をたたいて直していくサイクルにあるのに対し、

OODAは「情報出たとこ勝負」で判断をしていくというスタンスを取ります。

つまり、当たり前ですがスピードに圧倒的な差が生じます。

これは何を意味するか?そう、現代社会の変化スピードに適するのはどちらか?という問題ですね。

おそらくはOODAサイクルの方が適する…といいたいのでしょうが、本当にそうかなぁという印象もあります。

私はPDCAサイクルを捨て払うものにはならないと考えます。

OODAサイクルを廻すに重要となる「基本共通概念」。これってPDCAのPじゃないの?と思います。共通理念は根本にある価値観であり、構成員全員の満足感を醸成したうえで作成されるべきものです。その合議的な性格は、まさにPに当たるもので、当然固定化させると歪みも生まれるので、状況に応じて変化させていく、まさにPDCAサイクルそのままと思います。

いや、「基本共通概念」もOODAループで回すべきなのでは?という反論もあるかもしれませんが、「OODAループのよりどころとすべきものが、OODAループをよりどころにしている」という状況は、まったく妥当性のないものと思います。

ということで、私としては、戦略といった全体の共通認識をつくるものはPDCA、オペレーションを廻すにはOODAというすみわけで行くのが正しい気がします。

もちろん、戦略とオペレーションの境界線は現代ではかなり曖昧です。目の前の状況に対し、どちらのループを選ぶかという悩ましさもまた生じます。

 

ちなみにOODAって何て読むんでしょう?

1.まじめな人→ウゥーダ

 

2.島根県人→おおだ

島根県大田市公式サイト

 

3.STAR WARS狂→オーダ

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4.ラブストーリーは突然に→Oh、小田!

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ネタがない…逃げろ!

 

本日はここまでです。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

ではまた明日~。