どうもです〜。
第5回は「得意な話題を作ろう」です。
ようやく技術編ですが、小難しいことは無しでいきます。
だって、筆者の頭では説明できないから…。
ではでは行ってみましょう。
Tommy式5か条
- 何よりも会話を楽しもう
- 背伸びをやめよう
- 楽しようと考えよう
- 得意な話題を作ろう(本日はこちら)
- 生活に馴染む自分なりの学習法を見つけよう
まとめると…
- 会話には型がある。それを身につけるには自分にあった話題を作るのが近道。
- 得意な話題はなんでも良い。自分が楽しめるものを。
- 会話を重ねる度にブラッシュアップされる。その中で英語表現を身に付けよ。
なぜ得意な話題を作るのか?
「英会話ってアドリブの要素が強いんじゃないの?」
半分正解で半分不正解です。
確かに話題はそのときそのときに変わります。
ただし、会話は型が決まっており、そのパターンさえ身につければ応用がききます。
格闘技で型ってありますよね?
それと一緒で基本が身についていればケースバイケースの応用が可能なのです。
自分が楽しむことに繋がる
以前、楽しくなさそうな人の話を聞くのは苦痛と書きましたが、
その対策として、自分が楽しめる会話を見つけることが肝要です。
こうすれば、話すハードルは下がります。
でも、話題って自分で選べないよね?という問題があると思います。
それは次回のテーマで解説しますが、
できるだけ自分主導の会話にできる相手を見つけることが練習の最重要事項です。
得意な話題って何にすればいいの?
自分が楽しめるものであれば何でもよいです。
そのテーマが他の話題に応用可能かということは考えないでください。
話題がなければ会話になりませんが、あくまで重要なのは、根底にある型を身につけることなので…。
どうしても困る場合は、趣味・仕事・ニュースが無難だと思います。
ちなみに、一番上達する話題は、自国の「タブー」に関するものです。
相手の反応を見ながらでないと話せないためです。
ただし、腹を割って話せる相手でないとリスキーです。
話題決めたら…
骨格となる型を組み立てます。
まず、自分のターンではこう組み立てられます(便宜上、これをⅠとします)。
①その話題の説明(起点)
②自分のスタンス(好き/嫌い、賛成/反対、こう思う/こうしたい など)
③その理由
④相手に投げかけたいこと(君はどう思う?、提案、疑問など)
それを受けて相手は以下のように打ち返してきます。
を打ち返してきます(たまに構成要素が省略されることあり)
②自分のスタンス(好き/嫌い、賛成/反対、こう思う/こうしたい など)
③その理由
④相手に投げかけたいこと(君はどう思う?、提案、疑問など)
そしてら自分は…
②自分のスタンス(好き/嫌い、賛成/反対、こう思う/こうしたい など)
③その理由
④相手に投げかけたいこと(君はどう思う?、提案、疑問な
この繰り返しです。
どの会話も登場する言葉は違えど、構成はさほど変わりません。
それは分かるけど、これのどこが会話がうまくなる秘訣なの?
では実際の作成プロセスから解説します。
まずは『Ⅰ』を作ります。そして練習に臨んでみましょう。
『Ⅰ』を話し終えた後、相手から返答が返ってきます。
(なお、相手が言っていることが分からなければ、以前紹介した手法で、分かるまで聞き直してください)
これがスムーズにいかない場合は概ね以下が起きています。
①自分の説明不足で相手が消化不良
②返答に対し、表現力不足でなんといえば分からず、相手からの返答に対応できない
これを失敗と思わないでください。
これは直すところが明らかになった収穫です。
これを受けて話題をブラッシュアップすればいいんです。
①の場合は、最初に作った『Ⅰ』の台本を改良すればいいですし、
②の場合は、次回のために回答案を用意しておけばいいのです。
こうすることで、この話題の議論がどんどん洗練されていきます。
2-3回やれば、10分は話せるようになります。
(個人差があります。目安なのであまり気にせず。重要なのは前回よりも前進したという感触です)
概ね15分ほど話せるようになれば、この話題は一旦完成です。
実戦でも使えるでしょう。
この話題の中で、当初知らなかった単語や表現が盛り込まれたと思います。
これを複数の話題で続けていきます。
そうすれば、話題の「型」に慣れてくのと同時に、表現力も身につきます。
でも実際の会話とは話題も違うし、役に立たないのでは?
実は、どんな話題でも「型」を逸脱することは少ないですし、
自分の血肉となった話題中の慣れ親しんだ表現は、別の場面でもすっと取り出せます。
今までの英会話教育では、その場で表現を直したりということが多く、次の授業では別の話題…その場しのぎで、身につかないことが多かったかもしれません。
そうではなく、自分の基本形を磨くことからはじめてみませんか?
以上です。
今回は練習のテク心得的なものでしょうか。
明日は「生活に馴染む自分なりの学習法を見つけよう」をお送ります。
ではではまた~。