Tommyの乱読のススメ

ノンジャンル読書と雑記の混沌としたブログです。

【才能がない奴なんていない!】パワー・オブ・クリエイティビティ/ケン・ロビンソン

こんばんは~。

(投稿前に記事が消えたため、テンションが20%落ちです)

 

本ブログのカテゴリがカオスだったので、「パンくず」なるものを導入してみました。

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記事のカテゴリを…解放する…!

すっきりしましたね。

なお、この手のIT作業はめっちゃ苦手なので、夏休み最終日の小学生のように泣きながらやりました…。

 

ところで、「パンくず」って、なんでこんなに間抜けおしゃれな名前なんでしょう?

 

捜索したところ、以下に行き当たりました。

 

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マジか…。ご存知でしたか?

 

これを受け、ちょっと気になったので、IT用語の語源を調べてみました(諸説あり)。

 

1.クッキー

毎回違うメッセージを発信することから、おみくじ入りのフォーチュンクッキーを語源とする説が有力。

…可愛いので許す。

 

2.ブルートゥース

10世紀のデンマークとノルウェイの王様 Harald "Bluetooth" Gormssoon に由来。

また、ブルーベリーが好きだったこと、果物のようにセクシーだったことから。

Harald王は、北欧の異なる国々を統一し、互いにコミュニケーションがとれるようにした功績も一因。

まぁほんとかよって感じですが、春日じゃなくてよかった。

(私は春日好きですが)

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3.スパム

Homel Foods社の豚肉の缶詰の商標「SPAM」

イギリスのコメディ「スパム・スケッチ」の中で、

ウェイターが「スパム・スパム」と連呼して客に注文の隙を与えない様と、

大量に送られる迷惑メールが関連付けられた。

つまり、一歩間違えれば『鯖缶』とか『猫大好きフリスキー』だったかもしれないわけですね、妥当なところで落ち着きましたね。

 

ふぅ…知らないことばかりですね、これからも勉強、勉強。

(記事が消えたので投げやり気味)

 

さて、本日は手薄な教育テーマからこの一冊。

私はテンプレ人間なので、創造という言葉は苦手意識があるのですが、

この本はどういうことを教えてくれるのでしょうか?

 

 

パワー・オブ・クリエイティビティ 個性と才能を思いっきり引き出そう!

パワー・オブ・クリエイティビティ 個性と才能を思いっきり引き出そう!

 

 

 

まとめると…

  • 創造力は「想像→創造→革新」のプロセスで生まれ、誰もが後天的に取得可能
  • 学歴偏重主義は、知性の幅を狭め、創造を妨げている
  • 誰もが才能を持っていることを認め、個別に才能を育む教育システムが必要

 

 

創造力とは?

創造力を構成するのは以下の3要素。

  1. 想像:近くでは認められない物事を想い浮かべられる能力
  2. 創造:価値のある独自の発想を持つこと
  3. 革新:独自の発想を実行に移すこと

また、想像力の特性として

  • 特別な人/分野だけのものではない
  • 困難を解決できるもの
  • 誰もが後天的に身につけられるもの

が挙げられます。

 

現行教育の問題点

 「啓蒙主義思想」は学業偏重をもたらし、

元来、多様性を持ち動的であるはずの「知性」を、「学業」という画一的・一面的な尺度に押し込み、その幅を狭めました。

 

本来的には教育の目的は以下の3つに分類されます。

  • 経済における役割:生産的経済活動スキルを身につける
  • 文化における役割:世界への理解
  • 個人における役割:才能や感性を磨く

現代では、「経済における役割」が偏重され、学問の中でも序列化が進み、芸術やダンスといった分野は軽視されています。

ただし、芸術やダンスでしか表現できない考えや感情の形があり、

私たちは理性だけでなく、理性と感情の両方を通じて、自分の創造力を見出すものです。

 

これからの教育の道

現代は大きな変革の時代にあり、教育も時代に応じて変わる必要があります。

まず、多大なる才能を黙殺している学業偏重の枠組みを取り払い、誰もが才能を持っていると認める必要があります。

また、軽視されがちな文化・個人にも目を向ける必要があります。

文化の観点は、学業的な価値観から脱し、芸術や体育などによる、文化・身体的な視座を取り込むことが必要となります。

また、個人の観点では、多様な才能を見つけ、個別教育によってそれを伸長することが必要になります。

このために、教育者が①非教育者の創造力を啓蒙するよう「励まし」、②才能の種類を見極め、③それを育むシステムの構築が必要になります。

 

創造力を引き出すには

以下を認識することが必要です。

個人の創造力を引き出す

誰もが創造に満ちた可能性を秘めている

革新は創造の産物である(閃きだけでなく、想像を起点としたプロセスの中で生まれる)

創造性をより豊かにする方法は習得できる

行動力のある創造性豊かなチームをつくって育てる

創造力は多様性によって成長する

創造には共同作業が必要(寛容と信頼も)

創造は時間がかかる

〈ここの議論と重なるので貼っておきます〉

組織全体で革新を起こさせる文化を推進する

創造的な文化は柔軟である

創造的な文化は問いかけの場である

創造的な文化には想像できる空間が必要

 

感想

(記事が消えたので二回目です…疲れた…)

目新しさは少なかったのですが良い本でした。

いいじゃないですか、未来に希望が持てる内容で。

 

最近、AI化や人口減少社会とか悲観的な内容が多かったので、

へこみ気味でしたが 、展望が明るくなりそうです。

 

例えば、この創造という過程自体、機械であるAIには真似できないものです。

また、私が個人的に注目するのは少子化についてです。

子どもが少なくなるのであれば、当然教育システムも変革を余儀なくされますが、

これは個別教育や才能を見出す教育と親和性がある現象では?と逆にプラスに捉えられそうです。

そうなると、(本書の論に従うのであれば、)個々人の創造力が上がり、思わぬ革新・パラダイムシフトをもたらしうると思います。 

当然、そう簡単にはいかないでしょうが、可能性に期待が持てませんか?

 

 

さて、『HUNTER×HUNTER』と『テニプリ』の画像の切り貼りに徹している、創造力のかけらもない本ブログですが、これから社会に貢献できる価値を創造しないとなぁ…。

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冨樫義博『HUNTER×HUNTER』&許斐剛『テニスの王子様』

 

本日はここまでです。

お読みいただきありがとうございました。

ではではまた明日~。

(再執筆、間に合った!)