こんばんは~。
首を寝違えてしまい、首を固定する器具をつけて本記事を書いております。
結局、注射も首輪も両方することに…。
— Tommy.June (@TommyJune2) 2018年11月26日
あと、風呂禁止令出ました。
いい風呂(11/26)の日なのに…。
うーむ、本当に今月はついていませんでした。
来月はきっといいことがありますように。
さて、本日はこの本。
東洋哲学には触れていなかったと思いますので、実業界の名手:渋沢栄一を絡めてこの本を。
首が回らないので、誤字脱字があっても多めに見てください…(え?だめ?)
まとめると…
- 豊かな社会には道徳と経済の両立がなければ長続きしない
- 曲げない大きな志を持ち初志貫徹すること。向かい風に怯むな!
- 人事を尽くして天命を待つは動議を尽くすこと。成功・失敗は二の次
道徳と経済
これからは魂商才、武士の精神(道徳)と商人の才覚(経済)の両立が必要です。
これまでは、商売に学問は不要であり、むしろ妨げになるとされていました。
これは士農工商の身分制度の士(武士道)/商工(経済)の断絶に端を発します。
(極端には経済活動などやましく、仁徳にも反すると考えられていたようです)
一方、明治の文明開化は物質的な豊かさをもたらしましたが、道徳・精神は退歩したとしました。
渋沢栄一は、本当の経済活動は、社会のためになるという道徳に基づかないと、
決して長く続くものではないと考えています。
欲望は完全否定されるものではないですが、道義を後に立ててしまいがち。
道徳との両立が必要と説いています。
だから、富豪は富を独り占めせず、社会愛を持ち、恩返し・還元すべきと主張します。
志はどうあるべき?
自分の核となる大きな志をしっかりと固め、
それにつながるパーツとなる小さな志を立てていくことが必要と言います。
この大きな志は自分の譲れないものであるという想いを帯びたものである必要があり、
これには妥協を許さず、ときには人と争うことも辞さない覚悟が必要です。
つまりは初志貫徹!
運命をどう受け入れるか?
自分の身の丈・本分をわきまえ、天命を受け入れることが必要と説きます。
まず重要なのは人格を磨くこと。
忠(良心)・信(信頼)・孝弟(敬い)を欠かさずに、
仁(義も?)につなげることの重要性を説きます。
知恵や能力は、その土台の上に身につけるべき手段です。
運命に対して、恭(礼儀)、敬(敬意)、信(信頼)をもって臨み、
自分のできることをすべて尽くして待つべきことが最も需要なことであり、
成功か失敗かは人のなすべきことをしたか否かという判断の前では問題になりません。
こうした徳のある行動を続けていれば、いつかはまた必ず成功に結び付くとして締められています。
感想
渋沢栄一は江戸~昭和を生きた実業家ですが、
彼の持論は今の時代になっても色あせないところがあります。
- お金稼ぎが道徳と相反すると思われていること
- 富の寡占化・社会還元が進まない(日本人の寄付は先進国最低水準と聞きます)
- 流行を追随し、軸を持たない人々(そうでない人もいることは言うまでもなし)
この手の議論は、資本主義が生み出す不平等などが露呈してから結構されている話。
こんな時代からやり玉に挙がって、今の時代も同じ話をしているなんて、
渋沢栄一が生きた時代からあんまり変わっていないんだなぁと思います。
最後の「人事を尽くして天命を待つ」の部分は、
成功している人だから言えるんじゃない?と思うところは多分にありますが、
小学生時代の通信簿に「見えないところで気配りしている子でした◎」
と書かれていた私にとっては、ジーンとくる話ではありました。
うん、いつか誰かが見てくれるよ。
重要なのは、自分の大きな志を決めることと、
そして道義に反さずにそれに突き進むこと。
あの人がこうだから…と惑わされることはないこと。
だから私は、
インスタのフォロワーがゼロ人でも、我が道を貫きます。
おしゃれすぎてムリゲーです。だれか操作方法教えて…。
本日はここまでです。
お読みいただきありがとうございました。
ではではまた~。