Tommyの乱読のススメ

ノンジャンル読書と雑記の混沌としたブログです。

オススメ本5冊紹介【2018年11月】

おはようございます。

 

今月もこのコーナーがやってまいりました。

無事に第2回を迎えることができ、飽きずによく続いたと安堵しています。

 

11月は25冊読みました。

 

私の歯に衣着せぬ物言いもあり、11月のレビューは辛口気味でしたが、

まぁほら汚れ役もいないとね…?

 

そんな中、オススメできる5冊を紹介します。

 

 

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限界の現代史/内藤正典 

現代の世界秩序について、新書にふさわしいボリュームかつ明快さで説いています。

欧米の築いた世界秩序は崩壊間近で、今後必要なのは多様な価値観を許容する敵対的共存。

なお、ご本人にリツイートされたからかTwitterからの流入が多かったです。ありがとう内藤先生。

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土 地球最後のナゾ/藤井一至

自然科学の本なのですが、泥臭さとロマンの入り混じった血の通った冒険記。

筆者の方からまさかのコメントをいただくことに…。

バッタを倒しにアフリカへ (光文社新書)もそうですが、こういう足で稼いだ本が好きです。

同筆者のヤマケイ新書 大地の五億年 せめぎあう土と生き物たち | 山と溪谷社 も壮大で面白かったです。

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日本が売られる/堤未果

知らないことの恐ろしさを教えてくれる、ザ・ジャーナリズム。

昨今、予定調和な本が多く、こういう内情を抉る本が少なくなった印象。

自分の足元で起ころうとしていることを批判的に見てみませんか?

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世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?/山口周

論理の限界を説いた作品。

実学的じゃないとされた分野が今後日の目を浴びるといいな。

美意識を鍛えると、クリエイティビティだけでなく規範も身につくのは興味深い。

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ハーバードのファイナンスの授業/ミヒル・A・デサイ

個人的には文句なしで今月のMVP。

ファイナンスの視点から見る人生哲学です(技術指南はありません)。

一歩踏み出す勇気、欲望と向き合うなど実はファイナンスは人間味があふれています。

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図らずも、キレイにジャンルが分かれました。

今月は新書が4つもランクイン。

分量が多けりゃいいってもんではないことがよく分かりますね。

 

なお、11月は本ブログにいらっしゃった方の数が以前の3倍以上になりました。

いつもお世話になり、ありがとうございます。

ただ、私は読者の方が1000人になろうが、嫁だけになろうが、

自分のスタイルを変わらず貫いてまいります。

いやさ、SEOとかよくわからないじゃん…。

 

今後とも宜しくお願いいたします。

 

それでは今月もよい読書ライフを!

 

あれ?11月はどこかで一日2冊読むとか言ってなかったっけ?カササギ殺人事件で上下巻読んだんで許して…。 

 

(余談)

ちなみに、11月に圧倒的にバズっていた記事はこの2つでした…。

個人的には、どちらも「なぜ?」という印象。特に後者。

読書ブログの法則が乱れる…!

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