Tommyの乱読のススメ

ノンジャンル読書と雑記の混沌としたブログです。

【子育てに王道なし】小児科医のぼくが伝えたい 最高の子育て/高橋孝雄

こんばんは~。

 

今日はこの本。

嫁が買った本なのですが、「三行でまとめて」とぶん投げられました…。

まぁ私も一応親なので…いそいそと読書レビューをば。

小児科医のぼくが伝えたい 最高の子育て

小児科医のぼくが伝えたい 最高の子育て

 

 

 

まとめると…

  • 子どもの特性は概ね遺伝で決まる。特性を見極め、優れたところを見つけよう。
  • 子育てで重要なのは、何より一緒に楽しく過ごすこと。
  • 子どもの共感力・意思決定力・自己肯定感を育むことを意識すること

 

 

子どもの個性や能力は親から

子どもの特性は、概ね遺伝子が持つ「変わらない力」で決まります。

例えば、身長、運動神経、お酒の強さなど、これらは環境要因よりも遺伝要因で決まります。

よって、人には向き・不向きが出てしまうのは不可避と言えます。

(ただ、遺伝は運命でなく、努力で克服できる余地もあります)

子育ての際には、まず、弱点に注目するのでなく、優れたところを見つけること。

そして、子どもに向き合い、個々人に合うやり方を見出していくことが必要になります。

 

子育てに一番大切なこと

一番重要なのは、子どもと一緒に楽しく過ごすこと。

ネット情報に左右されたり、目標を高く置きすぎたり、食べ物に神経質になるよりも、

不透明な未来を憂うよりも、今を生きることに焦点を置くべきです。

 

子どもとの接し方は、「9褒めて1叱る」。これによって自己肯定感を育みます。

勉強も押し付けず、そのタイミングは自分でつかませる。

そのためにいろいろ経験させて、視野を広げさせることがその基盤になります。

ただし、才能はいつ花開くかわかりません。そのときまで寛容に接することが重要です。

 

子どもをしあわせに導く3つのチカラ

身につけるべき子どもの素養は以下の3つ。学力は成果物にすぎません。

  1. 共感力   - 誰かの気持ちに寄り添える
  2. 意思決定力 - 自分のことは自分で決める
  3. 自己肯定感 - 生まれてきてよかった、自分は自分のままでいいと感じる

 

共感力の育み方は、大人から子どもに共感してあげること、

意思決定力の育み方は、子どもに最終的な決定権をゆだねるようにすること、

(子どもの意思決定の芽生えは2歳ごろからとのことです)

自己肯定感の育み方は、他人と比べない、こまめに褒めること を意識する必要があります。

 

感想

非常にライトな本でしたが、面白かったです。

筆者の少年時代、母子家庭の中で受けた教育の方針であったり、

小児科医として何人もの子どもと接してきた経験やエピソードであったり、

目新しさは少ないですが、地に足着いた内容で共感しやすかったです。

 

また、話しかけてくるような暖かい文体でもあるので、

育児で忙しい世のお母さんたちはもちろん、仕事仕事のお父さんも

ちょっとの隙間時間ですらっと読めるのではないかと思います。

 

腐っても子育てをする親である私も参考になりました。

個性を伸ばすことを意識する…前に挙げた本でも同じようなことを言っていましたが、

その実践編として、私も意識しないとなと思いました。

tommy-june.hatenadiary.com

 

さて、子育てをするにあたり、色んなお助けグッズがありますよね。

今日はそれを挙げていきましょう。

 

エントリーNo1

f:id:mat-tsun:20181213213103j:plain

ドイツ語です - https://www.iamyourfather.de/baby-mopp-krabbeln-fuer-die-sauberkeit

 

赤ちゃんがモップになって、ハイハイのついでに床がキレイに…ってバカ!

虐待を疑われそう…。

 

エントリーNo2

f:id:mat-tsun:20181213213402p:plain

https://gigazine.net/news/20131211-ipotty/

赤ちゃんがおまるを使いながらiPadで遊べるというなんという一石二鳥…。

最近の子どもはこうでもしないということ聞いてくれないのか…。

 

エントリーNo3

f:id:mat-tsun:20181213213659j:plain

https://www.gizmodo.jp/2009/04/120peekaru.html

これで、周囲からの薄ら寒い視線と引き換えに、寒い季節でも赤ちゃんと暖かく歩き回れます。

でもビジュアル的にはカオナシですよね…。

f:id:mat-tsun:20181213213949j:plain

千と千尋の神隠し

ちなみに、私は個人は、これを思い出してしまった…。だれも共感しないと思いますが。

f:id:mat-tsun:20181213214239j:plain

メンズナックル

 

本日はここまでです。

お読みいただきありがとうございました。

ではではまた~。