こんばんは〜。
ノムリッシュ最終章です。現在一般公開されている最難関試験に挑みます。
- ノムリッシュ翻訳で遊んでみよう
- ハイセンスな言葉紹介→クイズに変更
- ノムリッシュ検定を受けてみよう①ーノムリッシュパスポート編
- ノムリッシュ検定を受けてみよう②ー基本ノムリッシュ編 (本日)
早速受験。
傾向は下の級と同じですので解説は省略しますが、ダミー選択肢が入るため、消去法での回答が難しくなっています。
いかに日常的にノムリッシュを使っているかが問われます(ぶっちゃけ相当難しい)。
結果は…。
…ギリギリ合格でした。
不完全燃焼ですが、無事に一発合格することができました。
皆さんも是非挑戦して見てください。
それでは、闇が朽ち果てるノムティスリッシュライフを――無限とも思えるループの中、私は一つの可能性に思い至った!
(それでは、良いノムリッシュライフを!)
さて、本日はこちら。
ノーベル賞受賞で盛り上がってる今、取り上げるべきこの本を。
まとめると…
- 進化は偶然が引き起こすもの。それゆえ、人類がいまあるのも偶然。
- 遺伝子科学は近年発展著しいが、社会的理解が追い付いていない。
- 同科学は今ある問題を解決する。万人が正しい知識を身につけることが必要。
遺伝子と進化
生命の多様性は遺伝情報によって作られています。ただし、実は、人間や魚やほかの生物で遺伝情報の構成に大差はありません。
ただ、人間の遺伝情報には‘余白‘があり、これは進化のために必要なバッファです。
遺伝子の営みは完璧ではなく。むしろたまに間違いが起こります。その間違いが転じて進化となります。
このように、進化は偶発的なものであり、あるべき姿に向かっていく「進歩」というよりも、道筋が決まっていないし「変化」と言えます。
人間の誕生もこの偶然によるもので、そこに必然はありません。今、地球上で人類が覇権を握っているのも「たまたま」の産物です。
生命科学の社会へのインパクト
近年、遺伝子科学が革新的な進歩を見せていますが、受容する社会の方が、それについていけていません。
遺伝子組み換え技術や放射能の遺伝子への影響などの分野で、「安全・安心」を盾に過剰に抵抗感をあらわにする風潮があります。
ただし、遺伝子科学は現在われわれが直面している社会問題への解決策になりえます。
例えば、食糧不足に対しては品種改良で対処できますし、環境保全やバイオ燃料によるエネルギーセキュリティーの観点などで貢献できる可能性があります。
人類のこれからを考えるうえで、科学的根拠に基づく叡智により、調和的共存を切り開いていくことが重要になります。
それを実現するためには、生物学を必修教養にし、正しい科学的な知識をもとに、創造的・批判的な姿勢でいることが必要となります。
感想
遺伝子の技術的な知識は本書を読んでください。私は一読しただけでは理解できませんでした。理系の書籍に弱すぎる…。
近年、この分野での日本人科学者の躍進は目を見張るものがありますね。
STAP細胞iPS細胞や本庶特別教授の細胞分子の発見(だっけ?)など。本書ではiPS細胞の解説にも紙幅を割いているので、ぜひ手に取ってみてください。私はこの内容ですっと腹落ちしました。
遺伝子って、自分の身体にかかわることなのに、全然知らないっていうのは、実は結構怖いことかもしれませんね。
なんとなく「遺伝子組み換え」とか見ると無意識に敬遠しがちなのは、無知がなしえる反応なのかなぁと思います。
私のような典型的な文系人間だと、専門知識をつけるのは限界があります。
ただ、「無知の知」、つまり、知らないことを自覚すること、自分が思い込みで判断していないかと批判的になることができれば、知識は後からついてくると思います。
まずは、無批判や流されることをやめ、何事にも関心を持つ。乱読でそういう姿勢を身につけられればいいなぁ。
そういえば、われわれの生活には進化はなじみ深いですね。
そう、ポケモンです。進化の一例を見ていきましょう。
いや、いくらなんでも突然変異すぎでしょ!
『さかなクン』から『タコ八郎』に進化するようなもんでしょ!
↓
※タコ八郎さんは昭和期に活躍したボクサー。今日日のちびっこは知らないと思う。
では最後に、遺伝子工学によって生み出された悲しいモンスターをみてお別れしましょう。
本日はここまでです。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
ではまた明日~。