Tommyの乱読のススメ

ノンジャンル読書と雑記の混沌としたブログです。

【ぐうたら英語術】英会話編 ~⑦Tommy式の限界~

どうもです~。

 

ついに本連載も最終回(特別編がありますが…)です。

感慨深い…。

さて、今日はこれまで紹介してきた手法の限界について紹介します。

 

この辺の議論って、巷の英会話術にはないと思いますが、

それってどうなの?と思っていました。

人によって求めるレベルや投資できる時間・コストが違うわけですから、

各手法のいい/悪いところを紹介して、いろんな事情を背負った受講者に取捨選択させるべきと思います。

 

最初に「共感できない教訓は身につかない」と述べましたが、

この話も含めてお読みいただき、共感できるところだけを持って帰っていただければと思います。

 

前置きが長くなりましたが、今回の議論はシンプルです。

 

 

まとめると…

  • 身につくまでの所要期間が長い
  • 一定レベルに達すると頭打ちになる
  • TOEICの対策にはならない

 

所要期間が読めない

楽しようと考えるあまり、負荷を減らしているので、腰を据える必要があります。

対策として、学習頻度/勉強時間を増やせば所要期間を短くできますが、

「楽しくやること」をドライバーとしているTommy式では、

負荷をかけすぎることは、マイナス効果につながります。

よって、急いでいる方には不向きな手法と言えそうです。

 

レベルが頭打ちになる

英語がある程度しゃべれるようになると、Tommy式では伸びなくなります。

なぜか?理由は簡単です。

しゃべれるレベルに持っていくことを最優先したため、その他のことの優先度を落としたからです。

例えば、文法の確からしさや表現の幅などの要素を一旦脇に置いています。

よって、表現の洗練さなどを身につけるには、Tommy式のやり方を発展させる必要があります。

 

当初、「開始時の目的意識はあまり重視しない」と言いましたが、

一定レベル(Tommy式以降)に達した後は、

「どこまで上達したいか?」という目標を設定する必要が出てきます。

例えば、海外旅行に使えればそれでいいやという人は、ここでおしまいでいいと思います。

一方、留学やビジネスシーンで使いたい人は、Tommy式は通過点と捉えて、次のステップに進むのが良いです。

今回の連載では次のステージに関しては触れませんが、もし需要があればやるかもしれません。

 

ちなみに経験者は語る…なのですが、

「これでいいや」と思うと、英会話はそれ以上伸びなくなります。

私も一時期「通じればいいや」と考えていたのですが、

最近は、高度なプレゼンなどを要請されるようになったため、レベルアップを目指して英会話学校に通っています。

(ビジネスシーンで使うため、オンライン英会話では役者不足でした)

 

「しゃべりたい」場合には、当初、目標設定は不要(意欲さえあればいい)ですが、

「それ以上」を目指すには、勉強過程で目標設定をすることが必要になってきます。

 

英会話以外の勉強にはならない

全く勉強の足しにはならないとは言いませんが、TOEIC L&Rの勉強にはなりません。

TOEIC S&Wのスピーキングの足しにはなると思いますが、文法面でマイナス点をつけられると思います。これも基本的には専門の勉強が必要。

TOEICの勉強するために英会話の勉強をするという方もいますが、

個人的には、どちらかに集中した方がいいと思います。

(時間が許せば両方やってもいいですが、別物と認識した方が良いかと)

理由については、紙面が足らないので説明は超簡単にしますが、

しゃべることを重視するTommy式英会話は能動的であるのに対し、

TOEICは受動的なものであるため、両者に求められるスキルは異なります。

なお、TOEIC対策については、他の方があまり触れていないコツがあるのですが、需要があればやります(こればっかだな…)。

 

以上がTommy式の限界です。

習熟レベルの問題については、Tommy式が終わったときに、別のやり方にレベルチェンジすればいいので、

Tommy式が、その架け橋となれるのであれば、冥利に尽きます。

 

 

 (特別編を別途まとめますが)本連載は一旦ここで終了です。

 

合計2万字に近い内容、お付き合いいただきありがとうございました!

 

英語でお困りの方/これ教えて…という方は、お気軽に当方までご連絡ください。

亜流のやり方ですが、一助になれればと思います。

 

ではまたどこかで。