おはようございます。
今月もこのコーナーがやってまいりました。
無事に第2回を迎えることができ、飽きずによく続いたと安堵しています。
11月は25冊読みました。
私の歯に衣着せぬ物言いもあり、11月のレビューは辛口気味でしたが、
まぁほら汚れ役もいないとね…?
そんな中、オススメできる5冊を紹介します。
限界の現代史/内藤正典
現代の世界秩序について、新書にふさわしいボリュームかつ明快さで説いています。
欧米の築いた世界秩序は崩壊間近で、今後必要なのは多様な価値観を許容する敵対的共存。
なお、ご本人にリツイートされたからかTwitterからの流入が多かったです。ありがとう内藤先生。
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土 地球最後のナゾ/藤井一至
自然科学の本なのですが、泥臭さとロマンの入り混じった血の通った冒険記。
筆者の方からまさかのコメントをいただくことに…。
バッタを倒しにアフリカへ (光文社新書)もそうですが、こういう足で稼いだ本が好きです。
同筆者のヤマケイ新書 大地の五億年 せめぎあう土と生き物たち | 山と溪谷社 も壮大で面白かったです。
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日本が売られる/堤未果
知らないことの恐ろしさを教えてくれる、ザ・ジャーナリズム。
昨今、予定調和な本が多く、こういう内情を抉る本が少なくなった印象。
自分の足元で起ころうとしていることを批判的に見てみませんか?
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世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?/山口周
論理の限界を説いた作品。
実学的じゃないとされた分野が今後日の目を浴びるといいな。
美意識を鍛えると、クリエイティビティだけでなく規範も身につくのは興味深い。
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ハーバードのファイナンスの授業/ミヒル・A・デサイ
個人的には文句なしで今月のMVP。
ファイナンスの視点から見る人生哲学です(技術指南はありません)。
一歩踏み出す勇気、欲望と向き合うなど実はファイナンスは人間味があふれています。
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図らずも、キレイにジャンルが分かれました。
今月は新書が4つもランクイン。
分量が多けりゃいいってもんではないことがよく分かりますね。
なお、11月は本ブログにいらっしゃった方の数が以前の3倍以上になりました。
いつもお世話になり、ありがとうございます。
ただ、私は読者の方が1000人になろうが、嫁だけになろうが、
自分のスタイルを変わらず貫いてまいります。
いやさ、SEOとかよくわからないじゃん…。
今後とも宜しくお願いいたします。
それでは今月もよい読書ライフを!
あれ?11月はどこかで一日2冊読むとか言ってなかったっけ?カササギ殺人事件で上下巻読んだんで許して…。
(余談)
ちなみに、11月に圧倒的にバズっていた記事はこの2つでした…。
個人的には、どちらも「なぜ?」という印象。特に後者。
読書ブログの法則が乱れる…!
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